太平洋資源開発研究所〔収蔵資料〕

 

       

  

太平洋資源開発研究所が過去45年間に、世界各地から収集した標本類や民俗・考古資料は5万点以上にも上ります。

 

 石垣島での「熱帯自然民族博物館」

 

 研究所の石垣島への移転にともない、地元石垣市などの要望に応えるかたちで、1987年、「熱帯自然民族博物館」を開館しました。 日本最南端の八重山群島、最南端の市(石垣市)ということから、南方の熱帯地域に目を開くことを目的とし、自然や文化、風習で関連の深い「東南アジア」・「太平洋諸島」地域を中心とした展示公開でした。 中でも自然部門では、研究所が石垣島・西表島で発見した2つの「ギネス記録」・・・「世界最大(最重)のオオジャコガイ」 「世界最大のアザミサンゴ(西表島)」を紹介し、石垣島周辺海域のすばらしさを世界に発信しました。 西表島の「アザミサンゴ」の発見は、八重山(石垣市)における、ダイビング業界の観光資源として大きく役立っていると思います。その他にも数多くの発見で、八重山地域の情報発信・観光振興に協力してまいりました。

 しかし、開館から9年目の1996年、研究所単独での博物館維持を断念し、石垣市を離島。研究所と共に収蔵資料も本土へ移転することになりました。

       

 

 

 

 

 

 

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